「小さな習慣」の実践
東日本大震災から7年が経ちました。
まだまだ再建には程遠い現状だと思います。被災地の一刻も早い復興を願います。
Yahooで検索するだけで10円寄付できるそうなので是非。
さて、「小さな習慣」をご存知でしょうか。
スティーヴン・ガイズ氏による著作で、ダイヤモンド社から出版されています。
表紙がかわいい。
小さな習慣とは、「毎日これだけはやると決めて実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動」のことだそうです。
表紙にもある、「目標は、ばかばかしいぐらい小さくしろ!」とありますね。
その行動が習慣となり、人生が変わるということのようです。
「確かに」と思いました。
やる気がないときって、「とりあえず1分やろう」が効果あるって、心理学の本でも読んだことがありまして(本書にも心理学・脳科学の裏付けがある)、結構わたし「とりあえず1分」に救われていたりするんです。
怠け者脳も「1分なら」とやる気になり、始めてさえみると1分で終わることはほとんどない。
勉強でも仕事でも、実感していました。
この書籍『小さな習慣』は、この「1分」を単発ではなくて、習慣化にまで結び付けています。
でも納得なんです。これまでの人生の1秒1秒、1分1分が今の自分を作っていることは間違いがないのですから。皆、今の自分に不満がある。けれども、習慣を変えるって脳にとってはすごい負担なのです。負担というか、面倒で、避けるんですね。だから、「1か月で●●キロ痩せたい」とか「年収●●円稼ぎたい」とか、無理めな夢に惹かれて焦って、一気に生活を変えようとすると大体挫折する。
でも「習慣」さえ味方につければ、10年後・20年後ってかなり違うと思います。
著者の場合は腕立て伏せ1回をスタートにしていました。
もっとも、本当に1回では終わらないにしても、「1回では終わらないだろう」と思ってやっては絶対にいけないそうです。それが結局「10回やらなければ、50回はやらなければ・・・」(あるいは5分、10分、30分)という心理的な重荷につながって、意味がないから。
だから「目標はばかばかしいぐらい小さく」は徹底すべきなんです。
私も、「小さな習慣」をやってみることにしました。ばかばかしいぐらい小さいことなら、だめにんげんな私にも何だかできそう。
1日スクワット1回
わあばかばかしいって感じしますね。
著者も腕立て1回ですけど、結果が出てる著者と違うというか、私の場合ほんとうにばかばかしい感じがしますね。
でも、おばあちゃんになっても1日1回続けられる、と思ってスクワット1回を設定しました。
筋トレなんてしたことない、疲れやすい、体脂肪率高め、そんな私でも1日1回ならできる。
3月最初から始めているので、10日ほど経ちました。
もちろん本当に1回で終わるときもあるし、3回、5回と続いたこともある。
でも「どんどん増やす」という意識はひとまず持たず、「とりあえず1回」。
あともうひとつ。起きたらブログを開く。開くだけ。書けたら書くけど。開くだけ。
この2つ。もう一生続けるつもりでやります。
こうやって決心してもプレッシャーがなくていいです。小さな習慣。