「小さな習慣」から考える外国語習得への近道
外国語を習得するとはいっても、そもそも習得とは何か、という話でもありますが…
ここではひとまず話す際に、表現を思い出したり言いよどんだりすることがほとんどなく、外国語を使うことができる、とします。
もちろん読んだり聞いたりして理解したり、書いたりできることも習得のひとつの形です。
ちなみに私の英語力は、10点満点で 読む4 聞き取り3 書く3 話す3 こんな感じです。英検準1級、TOEIC700-800をいったりきたり。
特に話すときに自信がもてません。でも、かつてはTOEICがわからなすぎて集中力がもたず、マークシート「塗り絵」解答状態だったので(全部適当に答えるくらいわからなかった)、少しずつでも上達しているんだなと信じています(笑)。
私の考える習得への近道、すごーくシンプルにいうと、①語彙②文法③発音、これらの知識を増やす⇔使う、これを繰り返すことだと思います。
「増やす」練習と「使う」練習の方法に皆とまどうのではないかな。
なんとなく英語ができたほうがいい気がする、みたいな人は、何をどうすればいいかわからないからモチベーション低下に負け、ずるずる挫折してしまうのでは。
「小さな習慣」にあったのは、モチベーションに頼ってはいけないこと。モチベーションが高いときのほうがまれなのだから、不確定な気分に頼らず、朝起きたらこれ、ご飯食べたらこれっていうように「習慣化」すること。
それも一日単語を30覚える、とかじゃなくて、「ばかばかしいほど小さいこと」。英語だったらどうだろう。英語一文を眺める、とか?(※もうちょっと読めそうなら読む。でも「結局たくさん読まなきゃいけない」とかは思っちゃいけない。)
それも、英語の本を引っ張り出してきて読むんじゃなくて、ぱっとみられるようにしておく。私はBBCニュースをgoogle chromeのデフォルトページに設定している。1日1回はchromeを開くからハードル低くなる。
あとchromeやgmail、スマホの言語設定を英語にしています。
方法を選ぶときにいちばん大事にしたいのは自分がやりやすい、続けやすいこと。
私は、
知識を増やす練習:BBCトップニュースのタイトルを読む。
知識を使う練習:Twitterで英文をつぶやく。ひとことでもよい。
このように設定して、改めて英語学習がんばってみたいと思います。
小さな目標、こんなことしても意味ない!と思ってしまいたくもなりますが。いやいや、チリつも。チリも侮れません。
ひとつひとつの「なんて言うんだろう?」「どういう意味だろう?」が大事なのだ。それが習慣化されたら、また次のステップを考える。螺旋階段のように、習得につながっていくと信じています。